筋トレはスポーツジムで行う本格的なものから、自宅で行うことができる自重トレーニングもあります。
そしてお風呂で手軽に取り入れられるトレーニングもあります。
お風呂で手軽に取り入れられるトレーニング方法についてご紹介していきます。
お風呂での筋トレの注意点
お風呂で筋トレをする時には注意すべきポイントもあります。
お風呂の中で運動をする場合には、かなり大量の汗をかくことになります。
そのため、水分補給はしっかりと行うようにしてください。
お風呂の中でこまめに水分補給ができるのであれば、必ず水分補給をしてください。
補給できないのであれば、お風呂に入る前にコップ1杯程度のお水を飲むようにしてみてください。
・ケガに注意
お風呂の中というのはとても滑りやすいですので、浴槽から出て筋トレをする時には、すべらないように注意してください。
また、できるだけ浴槽でできるトレーニングだけを取り入れてみてください。
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下半身をメインにしたトレーニング
- 太ももなどの下半身、腹筋を意識した筋トレをしてみましょう。
- 浴槽の縁に腰掛けて
まず、浴槽の縁の部分に手をかけます。
そして体はお湯に浸かった状態のままで腹筋に力を入れて、意識したままでお尻を持ち上げていきます。
持ち上げたおしりを上下させていきます。
ゆっくりと動作をしてください。
腰に痛みが出ないように時間をかけてゆっくりと腹筋に負荷をかけるのがコツです。
浴槽の縁に腰掛けて、両足をクロスさせます。
そしてクロスさせた足を伸ばして、左足は右へ、右足は左へ力を入れていきます。
そうして両足に負荷をかけるようにして筋トレしてください。
二の腕や上半身のトレーニング
二の腕というのはたるみやすく脂肪もつきやすい部位です。
お風呂の中で上腕三頭筋を鍛えてみましょう。
そうすることで上腕三頭筋をすっきりさせることができます。
まず、浴槽に座った状態で背中をまっすぐ伸ばします。
体の前で腕を伸ばして両掌をかさねて、下の手は上方向に、上の手は下方向に力をいれて両手で押し合う状態にします。
そうすることで、二の腕を効率よく刺激できます。
お湯による温熱効果
お風呂で筋トレをすることで、温かいお湯の中で温熱効果を高めることができます。
お風呂に入るとリラックスできる理由は温かいお湯だからなのです。
温かいお湯につかるだけで温熱作用を期待することができます。
体温よりも温度が高いお湯にじっくりと浸かることで体は芯から温まります。
体温が上がると、熱を放出するために血管、毛穴が広がって大量の汗をかきます。
水圧による負荷のアップ
お風呂の中では体に水圧が常にかかっている状態です。
お湯の圧力によってマッサージ効果を得ることができますし、リンパの血液、リンパの流れを良くすることができます。
また普段は滞りやすい下半身の血液がスムーズに心臓に戻ります。
足の疲れやむくみも解消されていきます。
温熱作用、そして水圧の作用によって代謝を効率よくアップすると同時に、脂肪燃焼効果も高めることができるのです。
浮力作用も得られる
プールや海というのは体がぷかぷか浮くのですが、これは水が浮力を持っているからです。
お風呂のお湯にも浮力があり、この浮力が筋肉、関節への負担を小さくしてくれます。
お風呂の外では関節に痛みを感じていても、水の中では痛みを感じない、という場合には浮力によって関節にかかる負荷が少なくなっているのです。
それでいて水圧によって抵抗を受けて、体を動かす時に負荷がかかり筋トレ効果を高めます。
その結果筋肉への刺激は大きくなりながらも関節への負担を抑え、なおかつ消費カロリーを増やすことができるのです。
このようにお風呂での筋トレはとてもメリットが大きいですよ。