眠気覚ましのために飲む方も多いカフェイン。
実は筋トレの前に飲むのも効果的だったんです!
では、実際にどのような効果があるのかなど、
ご紹介していきたいと思います。
筋トレ時のカフェイン摂取はどんな効果がある?
筋トレ前にカフェインを摂取すると以下のような効果が得られます。
- 集中力が高まる
- 持続力が高まる
- 敏捷性が高まる
- 覚醒作用が高まる
- 強心作用が高まる
カフェインは中枢神経を刺激し興奮させることが出来るので、結果、集中力を高めることが出来ます。
筋トレの際、集中力はとても重要で、怪我の防止にも繋がります。
グリコーゲンがあればある程度の運動は持続可能なのですが、カフェインを摂って脂肪を分解することでエネルギーが生み出されればグリコーゲンを節約することが出来ます。つまりカフェインを摂ればより長く持続して運動をすることが出来るということになります。
筋トレには持続力が欠かせません。
カフェインを摂ると脳の神経伝達がスムーズになるので敏捷性が向上します。
筋トレにおいて無駄な動きをせず正確に動ける敏捷性が高まります。
カフェインはアデノシンの分泌を抑える作用があるので、疲労感や睡魔を感じにくくなり、筋トレやジョギングなど長時間の運動の持続も可能になります。
カフェインには神経系を興奮させる作用があり、筋肉の収縮機能も強化する働きがあります。
筋肉は筋肉を収縮させることによって鍛えられ増強します。
筋トレ前のカフェイン摂取の効果的なタイミングは?
筋トレ前のカフェイン摂取の効果的なタイミングは、約30分前が良いと言われています。
カフェインが体に吸収されるまでにかかる時間が約15分なので、
確実に体に吸収されている30分前が理想とされています。
筋トレ前のカフェインの目安摂取量は?
筋トレする際に一番力が発揮できるカフェインの目安の摂取量は
100~150mg程度だと言われています。
100~150mgというと大体コーヒー1杯分の量になっています。
カフェインを200mg以上摂取してしまうと筋トレの効果が逆に出にくくなってしまうので注意して下さい。
余談ですが、1日の上限摂取量は成人の場合400mg、カフェインの過剰摂取による急性中毒症にかかるリスクが高まるのは500mg以上、致死量は3000mg程度です。急性中毒症状になると、下痢や嘔吐・頭痛・不眠症・神経が敏感になるなどの症状が現れますので、ご注意を!
カフェイン摂取で筋肉痛の緩和に?
カフェインには痛みを伝えるアデノシンという物質の働きを抑える作用があります。
運動中の筋肉の痛みを緩和する効果が期待でき、痛みを感じにくくなるので、
筋トレ運動を効率的に持続することが出来ます。
筋トレとカフェインを組み合わせる場合、上記で述べたように筋トレの前にカフェインを摂るのが原則ですが、筋トレ後に摂取すれば、代謝を促し、疲労物質を排泄することが出来ます。
ちなみにカフェインを毎日大量に摂り続けているとカフェイン中毒になる可能性があります。
カフェイン中毒になると【イライラする・落ち着かない】などの症状が出ることがあるので、カフェイン断ちしようとする人もいます。
その際に離脱症状という体の不調が現れることがあります。
この離脱症状の中に筋肉痛がありますので注意して下さい。
カフェインの摂取量を守って筋トレを効率的に!
カフェイン摂取が筋トレに良い影響を与えることが明らかになっています。
今までカフェインを摂らずに筋トレをしていた方。
ぜひカフェインの摂取量・摂取時間に気をつけながら効率的に筋トレしてみて下さい!