筋トレは体を鍛えることはもちろん、実はメンタルを鍛えるうえでも効果的です。
筋トレのメンタルにおける影響についてご紹介します。
自制心が身につく
自分の理想としている美しいボディラインを手にするために筋トレはぴったりなエクササイズです。
ただ、筋トレによって体重や体脂肪率にはっきりとした変化を感じるようになるのは、最低でも週に2回の筋トレを数ヶ月続けてからです。
そして、理想的な体を手に入れるためには、決まった時間に運動をしながら、食事、休養といったものを意識しなければなりません。
このような生活をおくることで知らず知らずのうちに自制心を身につけることができます。
手頃にストレス発散ができる
筋トレは筋肉に負荷をかける、つまりストレスを与える運動になります。
しかし、実は筋トレを続けることによって、ストレスを解消したりうつを予防するといった効果を期待することができます。
筋トレによる運動によってネガティブな感情を忘れることができます。
他のスポーツ、運動においても同じですが、筋トレは自宅でも簡単に実践できるというのも継続しやすいポイントの1つです。
自分に自信がつくようになる
筋トレするということは辛いメニューを乗り越えることです。
ハードな目標を達成するということでもありますので、もちろん強靱な肉体が手に入ります。
目標を乗り越え、自分が理想としている肉体を手に入れることで、非常に強い自己肯定感が生まれるのです。
筋肉ムキムキな人で、自信がなさそうに下を向いている人なんていませんよね。
決断力がつく
筋トレをすると決断力がつきます。
自分に自信がつくために的確に決断できるというのもありますが、筋トレをすることで分泌量が増えるテストステロンと呼ばれるホルモンに作用します。
スーツの上からでもその筋肉がわかる男性が、決断できずにオロオロと戸惑っている姿というのはやはり想像がつきにくいですよね
うつ病の予防になる
筋トレはうつ病を予防する効果もあることが分かっています。
筋トレを行うとセロトニンという物質が多く分泌されますが、セロトニンには精神を安定させる働きがあります。
また筋トレをすると、キヌアニンと呼ばれるうつ病を発症させる原因になるといわれる物質を分解するうえで欠かせない酵素がたくさん分泌されます。
このような科学的な根拠があることはもちろん、前述したように筋トレをすることで、ストレスを解消することに繋がります。
これがうつ病予防に効果的だといわれているのです。
テストステロン
テストステロンは男性ホルモンの1つですが、男性ホルモンは女性にも分泌されています。
テストステロンの量は筋トレをすることによって増えることがわかっています。
しかし、中途半端な筋トレではなく、限界まで追い込んだ辛い筋トレをしなければいけません。
テストステロンには筋肉を増強するだけでなく決断力を高めると同時に、自信をつけるといった効果もあります。
筋トレをして精神的に強くなるというのはテストステロンの分泌量が大きく関係しているのです。
また、セロトニンにも影響します。
セロトニンは筋トレをすることによって分泌が促進される神経伝達物質です。
精神を安定させる効果があります。
悲しい気分になったり、悲観的な考え方を消し去り、幸福感を高めます。
精神的にリラックスさせてくれるのがこのセロトニンです。
うつ病患者はセロトニンの分泌量が少ないといわれています。
そしてセロトニンが多い人は落ち着いており、心に余裕を持つことができるといわれているのです。
筋トレをする事でセロトニンの分泌量を増やすというのは、精神的な安定を得ることにも繋がります。
エンタルを強くすることができるようになります。