今回ご紹介するスポーツイベントは、すねをひたすら蹴り合うすね蹴り大会。誰がこんな大会を考え、競技化したのでしょうか。普通の感覚をもった方なら絶対参加したくないイベント。
そんなクレイジーなすね蹴り大会のルールや、歴史、開催場所など、様々な疑問を説いていきましょう。
すね蹴り大会って?
すね蹴り大会はイギリスのロンドンオリンピック開幕を控え、コッツウォルズ北部の村、チッピング・カムデンで開催されたコッツウォルズ・オリンピック内の競技の一つ。
すね蹴り大会は、その名の通り、2人が腕を組み合い、すねを蹴って相手がバランスを崩したところを地面に倒すか、痛すぎて降参させたら勝ちというルール。
すね蹴り大会はでは倒れるまでに1度は相手のすねを蹴る必要があり、3試合行い、先に2勝したほうが勝ちとなります。
すね蹴り大会に出場する選手たちはズボンの中にわらを詰め、大怪我を防止しているとのことです。どれほどの強度があるのかわかりませんが、わらをつけたとしても、絶対に痛いですよね、。無理ですね、、。
すね蹴り大会っていつからやってるの?
すね蹴り大会の歴史を辿ってみると、大会が始まったのは1600年代、なんと400年前ほどだそうで、日本では江戸時代の頃になります。
すね蹴り大会にはそんな前からある伝統行事とは驚きですね!
すね蹴り大会はコッツウォルズ・オリンピックの公式サイトによると、1612年に地元住民のロバート・ドーヴァー氏がギリシャのオリンピックに影響を受けて立ち上げたスポーツイベント。すね蹴りのほか手押し車レース、綱引きなどの競技があります。他の競技はまともなんですね。
すね蹴り大会の詳しいルールとは?
すね蹴り大会の気になるルールとはどういったものなのでしょうか。下記の通り、まとめてみましたので、見ていきましょう。
・競技者にはランダムに試合が割り当てられる。
・全試合を勝ち抜いた勝者2人によって決勝が行われる。
・大怪我防止のため、長ズボンを着用し、すねにはわらを詰める。
・履物のつまさきには金属などで補強されたものは禁止
また、すね蹴り大会で戦うにあたり、参加するにあたり、こちらのルールもしっかり把握しておきましょう。
・お互いのすねを蹴り合い、バランスを崩し地面に倒すか、降参させたら勝ちとなる。
・一人と戦うにあたり、3試合行い、先に2勝したほうが勝者となる。
・あくまで、すね蹴り大会であり、柔道のような投げ技は反則行為となる。
このようなルールに沿って、試合が進められるわけですね。しかし、1人の対戦相手と、3試合行わなければいけないという点からも、この大会の恐ろしさが伝わってきますね。
すね蹴り大会ですね蹴りを成功させるには?
果たして、すね蹴り大会で勝利を収めるには、どのような点を気をつけなければいけないのでしょうか。
・すね蹴り大会なので、膝より上を蹴ってしまった場合は反則として相手側に勝ちがつく。
・すね蹴り大会をするにあたり、一度は敵のすねを蹴らなければいけない。
以上、とてもシンプルですね。勝てそうですね。3つの点を気をつけながら、すね蹴り大会に挑めば、参加したいと思っているあなたも、すね蹴り大会で優勝できるかもしれませんので、是非、頑張ってください。
すね蹴り大会2017は中止になっていた?
400年ほどの歴史があるすね蹴り大会は、2017年は中止となってしまいました。過去には5000人以上の観客を集めたにもかかわらず、2017年のイベントをキャンセルしなければいけない状態となった。
すね蹴り大会の中止の理由としては、大会関係者が以下のように語っている。
こうした理由から、すね蹴り大会は2017年は中止になってしまったそうです。大変盛り上がる大会なのに、非常に残念ですね、。しかし、下記のようにも語られています。
このような発言もあったため、2018年は復活するのではないかというような声もあげられています。是非、復活して、イギリス、そして世界中を盛り上げてほしいですね!